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戯曲が原作だと、俳優たちの演技力が光るねぇ!ヘップバーンが賢い主婦を演じてます☆

映画の醍醐味を味わうとき
08 /28 2008
暗くなるまで待って暗くなるまで待って
(2003/10/03)
オードリー・ヘップバーンアラン・アーキン

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原題:Wati until Dark
題名:暗くなるまで待って
出演:オードリー・ヘップバーンアラン・アーキンリチャード・クレンナ、エフレム・ジンバリスト・ジュニア、サマンサ・ジョーンズ、ジャック・ウェストン
製作:メル・ファラー
監督:テレンス・ヤング
原作、戯曲:フレデリック・ノット
音楽:ヘンリーマンシーニ
本編分数:108分
製作国:アメリカ
製作年:1967年

ご存知、あの華麗なオードリー・ヘップバーンが、盲目の主婦を演じ、悪者を相手に、頭脳プレイを観せてくれる!

久しぶりに観てみたが、ヘップバーンが本当に目が見えないのではないかと思うぐらい、素晴らしい演技だ。相手がいる場合、目線はいつも声の聞こえるほうで、相手の目や顔を指しているわけではない。

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舞台は、道路から階段を下りた、アパートの地下にある家だ。玄関戸を開けると階段を下り、左手に居間があり、その先には、ステップを2段上がった台所。居間の反対側には、写真の暗室にもなる小部屋と、その向こうに寝室と浴室がある。

この間取りを、ヘップバーン演じる盲目の主婦・スージーには、全て頭に入っていて、何歩進めばどこに行くとか、家具の配置も全て覚えている。だから、家具の位置が少しでも動いていたら、侵入者がいると恐怖心があるのだ。

もしも、自分が目が全く見えなかったら・・・  なんて思ったことないですか?

一人で家にいて、こっちが目の見えないことをいいことに、悪者が抜き足差し足で近寄ってきたら・・・

スージーの夫・マイク(エフレム・ジンバリス・ジュニア)が、空港で見知らぬ女性から、人形を預かる。実はその人形の中には、ヘロインが縫い付けられていた。そのヘロインを奪い返そうと、犯罪組織のロート(アラン・アーキン)が、マイク(リチャード・クレンナ)とカルリーノという二人組みを使って、巧に人形を奪い取ろうとするのだ。実は、ロートは、マイクが空港であった女性を裏切ったとして、殺していた。それも、死体をスージーの家のクローゼットに隠していた。

死体がクローゼットのドアにぶら下がっているのに、スージーは、コートを取るために、クローゼットを開けるが、全く気づかない。その淡々として顔つきが、観客の恐怖心を、余計にエスカレートさせる。

結局、人の良いマイクは、ロートを裏切って、スージーを助けようとしたが、逆にカルリーノと共に、ロートに殺されてしまう。

最後のシーンは、手に汗握る、ロートとスージーの一騎打ち!スージーは家中の電球を壊し、アパートの廊下の電球まで壊して、真っ暗にしてしまう。こうなれば、盲目のスージーの勝ちである。なぜなら、目が見えないスージーの方が、間取りが頭に入っている分、スムーズに動けるからだ。しかし、ロートも黙っちゃいない。ガソリンを撒き、マッチに火をつける。とっさにスージーは、ガソリンをロートにぶっ掛け、マッチを奪う。勝った!終わった!と思いきや、何かおかしい。ロートが冷蔵庫を開け、その光で部屋が照らされていた・・・・・

っと、この後は、映画を観てください。

この映画は、戯曲らしく、舞台は、スージーの家と外の道路だけ。ほとんどが家の中だけの演技なので、観客は自然に、俳優たちの台詞と演技により、展開を知る。
人形が何故大切なのか?ロートが何故、殺人を犯したのか?マイクはなぜ、殺されたのか?そして、スージーは、目が見えないのに、何故、彼らを悪人と見抜いたのか?

それは、ところどころに答えがある。マイクとカルリーノが手袋をして、指紋を消すためにあちこちを拭いて回る音。ロートが何人もの人物に変装して、穏便に人形を差し出させようとするが、スージーは、彼らの足音で、同じ人物だと見抜く。マイクがブラインドを開け閉めする音を聞き、合図ではないかと不審に思い、グロリアに確認させる。などなど、よくできた脚本だなぁ~なんて思うのである。

戯曲を書いたフレデリック・ノットは、ヒッチコック監督作品にも脚本を書いている。グレース・ケリー主演の『ダイヤルMを廻せ』だ。こちらも小道具を巧みに使い、観るものを惹き付ける。この時代のアメリカの電話機は、ダイヤル式で、番号の横には、アルファベットが振ってあった。2=ABC、3=DEF、4=GHI、5=JKL、6=MNO、7=PQRS、8=TUV、9=WXYZ、てなぐあいに。

この映画での”ダイヤルM”は、原題にある『Dial M for Murder』で、殺しのダイヤルで、つまり”6”ある。

『暗くなるまで待って』のシーンでも、マイクが自分の連絡先をスージーに教えたとき、スージーがアルファベットで復唱している。

管理人は、ヒーローやヒロインもさることながら、脇役や悪者役の俳優に、演技力のある俳優が選ばれている映画は、高質だと思っている。

この映画での悪役は、アラン・アーキン演じるロートだ。スージーを騙すために、何回も変装し、冷酷な殺人犯を演じている。子供の頃に観た時には、気づかなかったが、彼の口調は、ゆっくりで、少し訛りのある英語だ。つまり、いつも冷静で感情をあらわにせず殺人を犯す、冷酷な人物であり、世界中で悪事を働いている人物を想像させる。

リチャード・クレンナが演じたマイクは、ハンサムで紳士であり、スージーに暴力を振るうような男ではない。目の見える観客は、彼に同情することで、ロートを一番の悪者だと信じさせる。

アラン・アーキンは、数々の映画に出演しているが、最近では『リトル・ミス・サンシャイン』で、主人公のおじいさん役を演じていた。リチャード・クレンナは、シルベスター・スタローンの『ランボー』シリーズで、上司の大佐役を淡々と演じていたなぁ~

ヘップバーンは’93年に亡くなったが、往年の俳優が、年をとってからも、元気で活躍しているのを見るのも、映画好きにはたまらないものである。観るものの人生も同時に蘇ってくるからだ。



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eigazanmai

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