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戦後30年以上経って明かされる”謎”、エニグマ!ミック・ジャガーの初プロデュース作品。

イギリスを舞台にした映画
02 /15 2008
エニグマエニグマ
(2003/10/25)
ダグレイ・スコットケイト・ウィンスレット

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『M:I-2 ミッション:インポッシブル2』で、トム・クルーズ相手に悪役として強い印象を残したダグレイ・スコットと、レオナルド・デカプリオを海に沈めた(?)『タイタニック』やジョニー・デップと共演した『ネバーランド』など、いまやイギリスを代表する女優であるケイト・ウィンスレットが共演した『エニグマ』!戦後30年経って、やっと明かされた謎を、真実を織り交ぜながら映像化した!


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暗号解読者たちが、ドイツのUボートから発する暗号を解読し、第2次世界大戦を終結に導いたという。

制作が、あのローリング・ストーンズのリード・ヴォーカルのミック・ジャガーていうのが、また興味深い。

ケイト・ウィンスレットが、太り気味で、丸い厚底の眼鏡をかけた事務屋に扮し、ダグレイ・スコット演じる天才数学者・ジェリコとともに、上層部がもみ消した暗号を見つける。その真相は恐るべき殺戮だった。国家間の政治的な取引が行なわれた戦争の裏側と、そのことを知った弟思いの男が、国を売ろうとしていた。

蛇のように執拗なイギリス諜報部ウィグラム(ジェレミー・ノーザム)と、失踪した魅惑的な女性・クレア(サフロン・バロウズ)、彼女を捜し求めるジェリコ(ダグレイ・スコット)と、クレアの元ルームメイトで、密かにジェリコに手を貸すヘスター(ケイト・ウィンスレット)、1970年代になってから、やっと世界に知らされた秘密の施設で、それぞれの心の葛藤を横糸に、戦争の真実という太い縦糸を交差させた、見ごたえある映画だ。

音楽は、『007』シリーズでおなじみのジョン・バリー。『ダンス・ウィズ・ウルブズ』『野生のエルザ』やキャサリン・ヘップバーンとピーター・オトォールの『冬のライオン』、ロバート・ダウニ・Jrの『チャップリン』などでオスカーを6度も受賞して、数多くの映画音楽を手懸けていることは、皆さんもご存知であろう。

制作が、ミック・ジャガーで、いわずと知れたロックバンド・ローリング・ストーンズのヴォーカリストだ。彼は、いくつかの映画に俳優として出演しているが、イギリスとアメリカを拠点とした制作会社ジャグロ・フィルムを設立し、「知的で面白く観客を感動させる映画を製作したい」と、この作品を初プロデュースした。

気になる映画のタイトルの”エニグマ”だが、実際に第二次大戦中にドイツ軍が開発した暗号機のことで、英語では、”謎”という意味である。

この”エニグマ機”は、タイプライターのようなものだが、前面のアルファベットのひとつのキーを打つと、別のアルファベットの羅列から、打った文字と異なった文字がライトアップされる。さらに、同じく最初に打った文字を、もう一度打つと、今度は先ほどとは違った文字がライトアップされる。つまり、内蔵された回転子が自動的に回転するので、回路をかえれば、無数の設定ができるわけだ。回転子の組み合わせによって、天文学的な数の設定が出来るという。

この複雑な暗号機の模倣機がポーランドで作られ、映画の中では、1台だけ、ブレッチリー・パークに置かれていた。第二次大戦中、イギリスのブレッチリー・パークは、暗号解読者の本拠地であり、数学者、言語学者、電気技術者、ドイツ語専門家などが集められ、1945年時点では12,000人が働いていたらしい。そこで、イギリスの解読者たちが、”ボンブ”をつかって、解読に成功した。

ここで使われていた”ボンブ”という巨大な暗号解読機は、コンピューターの原型といわれ、発明した数学者、アラン・チューリングは、戦後、毒入りりんごを食べて自殺した。

マッキントッシュのロゴマークで、一部分削られたりんごは、チューリングに由来している。

しかし、せっかく解読した暗号が、ドイツ軍によって変更された。イギリス諜報部のウィグラムが、内部にスパイがいるとにらみ、暗号解読に関わる数学者たちを極秘に調査する。

ドイツ軍Uボートから発信される新たな暗号を、1秒でも早く解読しなければ、連合軍の船団が沈められるという、手に汗握る暗号解読シーンは、時間も忘れ観客を引き寄せる。

脚本が、スピルバーグが監督した『太陽の帝国』や、アカデミー賞を獲得した『恋に落ちたシェークスピア』のトム・ストッパード、衣装デザインは、30年以上もキャリアをもつ、イギリスのベテラン、シャーリー・ラッセルと、ミック・ジャガーの意気込みが伝わる。また、ミック・ジャガーは、第二次世界大戦中にドイツ海軍が、実際に使っていた暗号機を、有名なザザヴィースのオークションで手に入れた。

1970年代になって、ようやく一般に知らされた暗号解読者たちの活躍だが、当時、ブレッチリー・パークで働いていた人たちは、90年代に入っても、詳細を話そうとしなかったという。非常に厳しい機密規則があったことがうかがえる。

ブレッチリー・パークは、現在も博物館として残されている。

歴史の真実が何十年も先に、明かされるなら、うんと長生きするのもいいかも・・


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eigazanmai

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