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日本映画界の豪華キャスト!テンポの良い演出が多芸のフランキー堺にピッタリ!

頑張って日本映画
04 /05 2007
幕末太陽傳 デジタル修復版 DVD プレミアム・エディション幕末太陽傳 デジタル修復版 DVD プレミアム・エディション
(2012/06/02)
フランキー堺南田洋子

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題名:幕末太陽傳
副題:SHINAGAWA PATH
出演:フランキー堺南田洋子左幸子石原裕次郎芦川いづみ小林旭二谷英明金子信夫山岡久乃、菅井きん、小沢昭一
監督:川島雄三
脚本:田中啓一、川島雄三、今村昌平
音楽:黛敏郎
本編分数:110分
製作国:日本
製作年:1957年
明治維新まで5年に迫った幕末、品川の遊郭に居残る“イノさん”こと佐平次(フランキー堺)が、口八丁手八丁で、ちゃっかりと無銭飲食の末、便利屋になる。
落語の「居残り佐平治」と「品川心中」、「五人廻し」、「三枚起請」などのネタを盛り込んだ脚本で、面白いのなんのって!これぞ日本映画って感じだ。

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とにかくフランキー堺の多芸多才ぶりを満喫できる。羽織を宙に舞わせて、そこに身体がすっと入る体技!足を後ろにちょいと蹴って、着物の裾をつかみ、帯に挟んで、とんとんと階段を上る!太鼓のばちをバトンのようにくるくる回す器用さ!それに加えて、ぽんぽんと口を付いて出てくる江戸っ子節がたまらない。

よくもまあ~こんなに調子のいい男がいたもんだと呆れるどころか、世渡り上手というか、対照的に石原裕次郎演じる高杉晋作が、勤皇の志士で、かっこいいし、切れる男で、しっかりと映画を締めてくれる。

品川遊郭の遊女たち(左幸子南田洋子)が、若くて元気いっぱいで体当たりで演じている感じだし、佐平次は、この遊女たちの要望を聞いてやって、小遣い稼ぎをする。
徳利を乗せたお盆を持って、廊下を駆け回る仕草も、テンポがあってすごい!
ユーモラスなのは、小沢昭一が演じる薬屋金造だ。遊女に心中を持ちかけられ、結局、裏切られて、ひとりで川へ飛び込むのだが、これは、落語の「品川心中」とかけている。

もともと、フランキー堺は慶応大学時代にジャズバンドを創って、ドラムをたたいていたミュージシャンで、このバンドには、後にクレイジーキャッツに入った植木等や谷啓も加わっていたらしい。谷啓はクレイジーキャッツの時に、トロンボーンを吹いていた。最近の映画では、『スイングガールズ』で、竹中直人にサックスを教えていた先生役で、その健在ぶりを観せてくれた。

この頃の映画は時代考証もすばらしく、当時の世情を良く表わしている。殺陣(たて)や物腰なども、殺気が伝わってくるし、商人の勘定机や土間のかまどや他の人に薪をくべてもらう風呂。煙草盆や火鉢・・などなど、作り物ではなく、本物を使っているものもある。

モノクロは、色に惑わされないからなのか、観るものに、自然とイマジネーションをおこさせる面白さがある。

実は、佐平次(フランキー堺)は、末期の肺結核で、周りは知らずに接している。佐平次も病気のことを隠し、陽気に振舞っている。その姿にアイロニーがあり、最期に「ええい!地獄も極楽もあるもんけ~俺はまだまだ生きるんでぇ!」と去っていくのだが、生きることに貪欲で、一生懸命生きようとしている人間の底力が、勇気を与えてくれる。


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コメント

非公開コメント

ランキングから来ました!
すごく見やすいサイトですね。管理人さんの映画好きさが感じ取れます。
『幕末太陽伝』!十年ほど前に劇作の師匠に教えていただきました。当時は三枚起請や居残り左平次なんて知らなかったので、そして映画をみる機会もそれほどなかったので良さがあまりわかりませんでした・・・
早速借りて観てみようと思います!
ランキング応援していきます!

訪問ありがとうございます

映画好きだけど、映画にまつわる話も好きです。とにかく映画のお風呂にずっと浸かっていたい感じです。
また遊びに来てください。

eigazanmai

映画・えいが・EIGA・CINEMA・MOVIEは人生になくてはならないもの、我が映画館へようこそ!!

記事中に、いくつも作品がでてきます。
続きを読むと、関連作品や映画にまつわる話を紹介してますので、どうぞ最後まで楽しんでご覧下さい!

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