ついについに、我が家に大画面が来た!♪♪

☆お知らせ☆
12 /27 2013
ついについに、念願の大画面で、好きな映画を、映画館に行かずに、独占して観ることができる。


ソニーのリアプロダクションテレビが壊れてこともあり、思い切って、プロジェクターを設置することにした。

問題は、部屋の広さと、高さで、スクリーンの大きさが決まることだ。

早速、ホームシアター専門の”EioN/映音システム”さんに部屋を見てもらうことにした。


エイオンさんは、ホームシアターやオーディオ専門店で定評があり、親切丁寧の上に、専門知識はハイレベル。ホームシアター設置の経験は豊富です。

工事担当の業者さんたちも、プロジェクターやスクリーンを専門にする人たちで、明日も、高校に26個のスクリーンを取り付けるらしいです。

我が家では、ホームシアター用の音響設備で、お世話になり、このたび、念願の大画面設置を相談しました。

それで、なんとか170インチのスクリーンが入るとのこと。やった~~♪

スピーカーは、以前からB&Wのメインスピーカーなどで、7.2chのサラウンドにするのに、あと必要なのは、センタースピーカーだけ。

これも、幸いにも、B&Wの中古品を見つけてもらいました。


とある12月の寒い日。だけど、昨日までの雨が上がり、晴れた工事びより・・・

朝から、スクリーンとプロジェクターの設置。それから配線などなどで、夜までかかりましたが、設置された部屋をみて、感動一色でした。


以下、工事の様子と設置後の写真です。


まずは、天井に穴をあけ、天井裏から、プロジェクターとスクリーンを固定する場所の補強をします。

      0022.jpg             19.jpg


スクリーンの設置が終わったところ。設置は、ミリ単位の作業で、少しでもずれると、映像が乱れるそうです。

            0021.jpg


プロジェクターの設置完了。 左が電源オフの状態。 右がオンの状態。

       0034.jpg      0042.jpg


B&Wのメインスピーカーと、今回購入したセンタースピーカー。かわいいでしょ~う♪

       IMG_0047.jpg             0043.jpg


170インチのスクリーンを下ろしたとこです。

                0041.jpg


※それぞれの写真をクリックすると大きくなります。


その夜は、試しに、3Dの映画と、ブルーレイで、スペクタクル映画を観てみました。

なっなっなんと、3Dの映画は、映画館で見るより、迫力がありました。

なぜかというと、映画館では、観客席が広いので、自分の視野に入らない映像があるのですが、このホームシアターで
は、すべての映像が、自分だけのものなんです。だから、どんな映像も見逃さない。

つまり、映画のすべてが観れるのです。

次に観たスペクタクル映画でも、迫力満点!!スクリーンが大きいせいか、今まで気づかなかった、細かい部分が見えるんです。

肌の色はもちろんのこと、髭や、顔の産毛まで。そして、画面の細部にいたるところ、光や影の美しさまで、しっかりと観ることができ、改めて、映画のすばらしさを感じました。


結論は、今夜まで、失礼な観方をしてまして、ごめんなさいでした。

今まで、映画を創ってこられた方々に、謝らなければなりません。こんなに素晴らしい映像や音を創ってくれていたのに・・・

これからは、心を入れ替え、良い映像と音で、映画を楽しみます。


そして、素晴らしいホームシアターを設置してくれた”EioN/映音システム”さんに、感謝です。
夜遅くまで、設置と調整をしてくれたSさん、ありがとうございました。m(_ _)m


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TIME/タイム 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー〔初回生産限定〕 [Blu-ray]

SFらしいSF
12 /24 2013
TIME/タイム 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー〔初回生産限定〕 [Blu-ray]TIME/タイム 2枚組ブルーレイ&DVD&デジタルコピー〔初回生産限定〕 [Blu-ray]
(2012/07/18)
ジャスティン・ティンバーレイクアマンダ・セイフライド

商品詳細を見る

原題:TIME
題名:タイム
出演:ジャスティン・ティンバーレイクアマンダ・セイフライドアレックス・ペティファーキリアン・マーフィ、オリヴィア・ワイルド
監督:アンドリュー・ニコル
製作総指揮:アーノン・ミルチャン、アンドリュー・Z・デイヴィス、クリステル・レイブリン、エイミー・イスラエル
製作:エリック・ニューマン/マーク・エイブラハム
撮影:ロジャー・ディーキンス
脚本:アンドリュー・ニコル
音楽:クレイグ・アームストロング
編集:ザック・ステンバーグ
本編分数:109分
製作国:アメリカ
製作年:2011年

ジム・キャリー主演『トゥルーマン・ショー』や、イーサン・フォーク主演『ガタカ』、ニコラス・ケイジ主演の『ロード・オブ・ウォー 史上最強の武器商人と呼ばれた男』など、意外性をもたせた発想を、次々と発表している監督、ニュージーランド出身のアンドリュー・ニコル

この『TIME/タイム』も独特の発想だ。彼が、脚本も手掛けている。

人類は、遺伝子操作で、25歳までしか生きられず、それ以降の人生は、体内に埋め込まれた時計により、刻々と寿命が縮まっていく。残された時間は、24時間。

その時間を延ばすには、働いて”時間”という報酬を得るか、”時間”を盗むかだ。

世界は、富裕層と貧困層に分かれ、富裕層は、”時間”を存分にもち、栄華を思うがままにしている。一方、貧困層では、働けない人は、25歳で、もちろん死んでしまう。何とか、重労働にも耐え、生き抜いても、時間は、どんどんと減っていく。人々は生きようとして、人を殺してでも ”時間”を盗もうとする。

主人公ウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、この殺伐とした貧困層で、母と暮らしていた。ある日偶然に、富裕層から来たという自殺願望の男から、116年という”時間”をもらう。その男は、橋から身を投げ自殺する。

ウィルは、母親に”時間”を分け与えようと、急いで家に戻るが、通りの向こうから走ってくる母は、なんと1秒差で、死んでしまう。失意と怒りの中でウィルは、この不条理に、立ち向かうべく、富裕層のいるゾーンへ乗り込む。

そこは、まるで別世界のような光景が。時間と金をもてあまし、毎日が、パーティー三昧。そして、時間とともに、若さも手に入れ、年を取ることにも無縁の世界。

そこへ、時間監視局員のレオン(キリアン・マーフィー)が、パーティ会場までウィルを追ってきた。レオンは、自殺した男を、ウィルが殺したと思っている。

ウィルは、パーティ会場にいた富豪の娘シルビア(アマンダ・セイフライド)を人質にとり、逃走する。シルビアは、毎日の退屈な日々に辟易していた。最初は、殺人容疑者のウィルに囚われ、スリルを楽しんでいたが、そのうち、ウィルが、富裕層に乗り込んできた理由を知り、手助けをするようになる。

二人の逃避行の中で、”時間”が、操作されいることがわかる。そして、その操作している人物とは?


『バットマンビギンズ』で、監督のクリストファー・ノーランが惚れ込み、スケアクロウ役を演じた奇才、キリアン・マーフィー。ウィルをとらえなければならない監視局員の役を、淡々と演じ、しかも矛盾を感じている抒情的な表情は、彼独特なものだ。

ヒロイン役のアマンダ・セイフライドは、ご存知『マンマ・ミーア』2008年で、あの大女優、メリル・ストリープと共演し、ABBAの曲を、吹き替えなしで歌った話は有名。2012年の『レ・ミゼラブル』でも、美しい歌声を披露している。管理人としては、『ジェニファーズ・ボディ』2009年や、『ファインド・アウト』2012年での、勇敢な少女の方が好きであるが・・どちらにしても、今注目の女優である。そうそう、『ジュリエットからの手紙』2010年では、フランコ・ネロとヴァネッサ・レッドグレイヴ夫妻とも共演していたなぁ。

主役のジャスティン・ティンバーレイクは、もともとシンガーソングライターで、グラミー賞とエミー賞を何度も受賞していて、音楽プロデューサーやダンサーなども手掛けている。


実は、この映画、批評はあまりよくない。B級映画だといわれている。確かに、脚本には、ロジックがなく、説得力がない。”時間”を若者二人で、簡単に盗むことができ、ハッピーエンドなんて、もっと早く盗めがいいじゃんていう気がするし、ボディガードがレオンひとりかい?って思わせるのも、無理があるし・・・

しかし魅力的なのは、ポンポンと進むテンポだろうか。ガンアクションあり、カーアクションあり、そして若者たちが、何物も恐れず、目的に向かって突き進む様は、共感を呼び。善と悪もはっきりしている。

そして、一番の極め付きは、生まれながらにして、運命が決まってしまうが、自分たちで運命を変えることだ。

欲を言えば、もっと入念に脚本を書いてほしかったことか。

同監督の『ガタカ』は、やはり、遺伝子操作で、生まれながらにして、優勢と劣性に分けられた人間の話だが、こちらの方は、かなり説得力がある。NASAから現実的なSF映画で、1位に選ばれたほどだ。

サイエンスフィクションとは、もちろん未来のことなので、必ず起こり得るとは言えないが、もしかしたらという、可能性も秘めている。それゆえに、近未来のSFは、身近で興味深い。




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二重の仮想体験?こんなことってあり~?

洗脳(精神世界)に関連する映画
12 /22 2013
13F コレクターズ・エディション13F コレクターズ・エディション
(2000/07/13)
クレイグ・ビアーコ、アーミン・ミューラー=スタール 他

商品詳細を見る

原題:The Thirteenth Floor
題名:13F
出演:クレイグ・ビアーゴグレッチェン・モルヴィンセント・ドノフリオアーミン・ミューラー=スタール、デニス・ヘイスバート
監督:ジョゼフ・ラスナック
製作:ローランド・エメリッヒ、ウテ・エメリッヒ、マルコ・ウェバー
撮影:ウェディゴ・フォン・シュルツェンドーフ
脚本:ジョゼフ・ラスナック、ラヴェル・センテノ=ロドリゲス
原作:ダニエル・ガロイ
音楽:ハラルド・クローサー
美術:カーク・M・ペトルッセリ
編集:クレア・シンプソン
衣装:ジョゼフ・ポロ
本編分数:100分
製作国:アメリカ
製作年:1999年

星の数ほどある映画を、すべて観ることは不可能に近い。話題作や誇大広告、有名な賞を取った映画などは、常に目に入ることはあるけれども、そんな話題作品の影に、秀作があり、そんな映画と出会ったときは、なんだか得した気分になり、映画はやっぱり素晴らしいと再認識するのである。

そんな映画が、『13F』だ。バーチャルリアリティの世界と、現実の世界を行き来する人間が、殺人犯にされてしまう話で、結末の意外性が面白かった。

最近、忙しく、やっと落ち着いた雨の日に、無料映画GyaOで観た。普段は大画面の5.1chサラウンドで観るのだが、ついつい最後まで、ノートパソコンで観てしまった。

仮想体験、バーチャルリアリティの映画は、数多く観たので、「ふ~ん、似たような映画があったなぁ~。『インセプション』『マトリックス』なんて、その最たるものだし~」なんて思って観ていた。

『シャイン』の演技派俳優のアーミン・ミューラー=スタールや、『メン・イン・ブラック』で、虫男になったり『ザ・セル』で、サイコキラーを演じたビンセント・ドノフリオが、出演していたので、B級映画ではないだろうと期待した。

あらすじは、バーチャルリアリティーの世界を開発した研究者ダグラス・ホール(クレイグ・ビアーゴ)が、朝、目覚めると、血の付いたシャツがあった。だが、全く記憶がない。そして、彼の上司であるハンノン・フラー( アーミン・ミューラー=スタール )が殺されたという連絡が入る。

昨夜のことが記憶にないダグラスは、フラーの後釜で、最高責任者になったゆえに、刑事ラリー・マクベイン(デニス・ヘイスバート)に犯人扱いされる。

ダグラスは、フラーからの留守電で、手紙を高級ホテルのバーテンダーに預けたこと、そしてそのバーテンダーが手紙を盗み見したことを知る。自分でも、殺したかどうか自信がないダグラスは、真実を知るために、バーチャルリアリティの世界へ行く。

その世界は、1937年のロサンゼルスで、それぞれの役が決まっている。意識をリンクさせ、ダグラスは、ファーガソンという銀行員で、フラーは古書店の店主をしているグリアソンだった。早速、ダグラスは、グリアソンと接触し、高級レストランのバーテンダーに会いに行った。そこで、手紙を預かってないかどうか尋ねる。そのバーテンダーは、アシュトンと名乗り、現実の世界では、ダグラスの同僚で、やはり開発者であるジェイソン・ホイットニー(ビンセント・ドノフリオ)だった。彼は、やはり手紙を盗み見していた。そして、自分が生きている世界がバーチャルだということを知る。

バーテンダーのアシュトンは、バーチャルから抜け出し、現実の世界に行こうとし、ダグラスを襲う。また、ダグラスは、スーパーのレジ打ちをするナターシャラーと会う。これは、フラーの娘ジェーン(グレッチェン・モル)で、彼女も、父親の死は、別の殺人犯だと信じ、ダグラスに手助けをする。鍵を握っているが、ジェーンとも知らずに。

どんでん返しがあり、そのまたどんでん返しがあるので、最後まで目が離せない。

題名の『13F』とは、ある高層ビルの13階に、謎の研究室があることからつけられた。その研究室は、バーチャルの世界と現実の世界を行き来する実験施設だ。つまりは、時空をさまようことができる機械がある。

時空を飛び、意識をリンクさせながら、別の世界を楽しむなんて、人類の永遠の夢だろう。

理屈や理論が好きな人以外は、楽しめる映画である。





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負けざる者/不可能を可能にした男たち

アフリカを舞台にした映画
12 /16 2013
インビクタス / 負けざる者たち Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)インビクタス / 負けざる者たち Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)
(2010/07/14)
モーガン・フリーマン、マット・デイモン 他

商品詳細を見る

原題:INVICTUS
題名:インビクタス/負けざる者たち
出演:モーガン・フリーマンマット・ディモン、レレティ・クマロ、マット・スターン、ザック・フィナティ、トニー・キゴロギ、パトリック・モフォケン、マット・スターン、パトリック・リスター
製作:ロリー・マクレアリー、ロバート・ロレンツ、メイス・ニューフェルド、クリント・イーストウッド
監督:クリント・イーストウッド
撮影:トム・スターン
脚本:アンソニー・ベッカム
原作:ジョン・カーリン
音楽:カイル・イーストウッド、マイケル・スティーヴンス
本編分数:134分
製作国:アメリカ
製作年:2009年
ドルビーデジタル 5.1chサラウンド

前回『遠い夜明け』の記事でも書いたが、ネルソン・マンデラが、大統領になってから、国をひとつにしようと思いついたのが、この映画で描かれている、ラグビーのワールドカップ優勝だ。

マンデラは、1964年に終身刑を受け、なんと27年間も獄中生活を余儀なくされた。彼が釈放されたのは1990年。1994年に大統領に選出され、翌年の95年5月に、ラグビーのワールドカップが、この南アフリカ共和国で開催された。

それまで、この国でラグビーは、ヨーロッパ系白人のスポーツであり、アフリカ系には不人気だった。95年のW杯の時も、スプリングボクスというチームには黒人は、一人しかいない。チェスター・ウィリアムだ。

つまり、マンデラ大統領は、このチームが南アフリカで、黒人と白人の和解と、団結の象徴になると考えた。アパルトヘイトのおかげで、世界から制裁を受け、スプリングボクスの成績も低迷し、W杯では、予選落ちするだろうと言われていたが、マンデラは、チームのキャプテンである、フランソワ・ピナールをお茶に呼び、激励する。

この時のシーンは、モーガン・フリーマン演じるマンデラが、マット・ディモン演じるピナールキャプテンに、自らが紅茶を入れて、次のように言う。

「君は、不可能を可能にするため、どのようにして自分を駆り立てる?周囲をその気にさせるのは?」と。
さらに「この国も、今、不可能を可能にしなければならない」と。

映画の中で、ピナール(マット・ディモン)は、長い獄中生活に陥れた人たちを、許せる人が大統領なんだと言っている。
そしてマンデラ大統領は、アフリカ系黒人の、報復の時がきたと、奇声をあげている集会場で、今こそ我々が変わる時だ。この国の将来は、彼らを許すことから始まると、皆を説得するのだった。

映画は、ほとんどが真実に基づき、忠実に描かれている。事実は小説より奇なり。予選落ちにもなろうかという、弱小チームが、世界一になった。出せる力を100%ではなく、120%出したのだ。これは、感動以外の何物でもない。この偉業で、南アフリカ共和国は、ひとつになり、世界から賛美を浴びることになる。

そして、映画の中で、マンデラ大統領が、ピナールキャプテンに手渡す手紙には、一遍の詩が書かれていた。
インビクタスと題された詩は、「我が運命を決めるのは我なり、我が魂を制するのは我なり」である。この詩は、英国の詩人ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの詩「インビクタス」の一節で、運命に負けない不屈の精神を歌っている。

モーガン・フリーマンは、ご存じのとおり、数々の映画で、名脇役を演じてきた俳優である。イーストウッドとタッグを組んだ『ミリオンダラーベイビー』で、遅すぎるアカデミー助演男優賞を受賞した。管理人としては、往年の名女優ジェシカ・タンディと共演した『ドライビング Missデイジー』や、ティム・ロビンスと共演した『ショーシャンクの空に』などが、特に印象に残っている。

フランソワ・ピナール演じるマット・ディモンは、俳優でもあるが、脚本家でもあり、1997年製作の『グッドウィルハンティング/旅立ち』で、主役を演じながらも脚本を書き、アカデミー脚本賞を受賞している。その後も、ヒット作に次々と出演している。

監督のクリント・イーストウッドだが、若い時は、『荒野の用心棒』1964年や『ダーティーハリー』1971年~シリーズなど、アウトローを演じ、監督としても、『ペイルライダー』1985年や『許されざる者』1992年など、どちらかというと、悪者をやっつける正義のヒーローが多かった。しかし、2003年の『ミスティックリバー』ぐらいからだろうか、『ミリオンダラーベイビー』や、『チェンジリング』のように、苦悩する人々を描き出している。年の功なのだろう。老練なドラマが多くなったような気がする。
1930年生まれだから、今年は83歳。ますます磨きがかかっている。

この映画の圧巻は、ニュージーランドのオールブラックスとの決勝戦だ。彼らは、試合前に必ず、マオリ族の戦士の”ハカ”を踊り、相手を威嚇する。全身黒づくめのユニホームで大声を上げながら踊るのは、かなり迫力がある。当時、このチームには、怪物がいた。ジョナ・ロムーだ。暴走機関車とか、空飛ぶ巨象と言われ、彼にボールを渡せば、爆走しトライする。

この年、日本もニュージーランドとあたり、17対145という大敗を期した。実は、管理人は、同じ年に、イギリスに滞在していて、知り合いのイギリス人たちにからかわれ、かなり恥ずかしい思いをした。言い訳として、日本人で体の大きな人は、相撲や柔道の道に進む人が多いからと・・

話はそれたが、この決勝戦は、実際の試合と全く同じで、日本と違って、徹底的にロムーをタックルした。一人では絶対だめなので、常に3,4人でタックルする。これが、まず、南アフリカチームの作戦だった。ロムーを止めろだ。両チームとも、一つもトライがなく、キック合戦のシーソーゲームだった。

そして試合終了後のロスタイムで、スクラムから出たボールがパスされ、ゴール正面からキックする。弧を描く楕円の白いボールが、スローモーションで映し出される。観客が息を呑むときで、音はない。ボールがボールポストに入った瞬間、ゴーッという観客席からの歓声が、スタジアムにひびく。そして、ノーサイド。

まさに奇跡の瞬間である。

この瞬間に、南アフリカ共和国は、不可能を可能にしたのだ。




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ネルソン・マンデラ逝去を悼み、人種差別や戦争のない世界をめざそう!

アフリカを舞台にした映画
12 /08 2013
遠い夜明け [DVD]遠い夜明け [DVD]
(2012/05/09)
ケビン・クラインデンゼル・ワシントン

商品詳細を見る
原題:CRY FREEDOM
題名:遠い夜明け
出演:ケビン・クラインデンゼル・ワシントン、ペネロープ・ウィルトン、ジョゼット・シモン
製作:リチャード・アッテンボロー
監督:リチャード・アッテンボロー
撮影:ロニー・テイラー
脚本:ジョン・ブライレー
原作:ドナルド・ウッズ
音楽:ジョージ・フェントン、ジョナス・グワングワ
美術:スチュアート・クレイグ
本編分数:158分
製作国:イギリス
製作年:1987年
ドルビーデジタル 5.1chサラウンド

2013年12月8日、南アフリカ共和国の初代大統領であるネルソン・マンデラ氏が亡くなった。追悼の意味を込めて、この記事を書いてみた。

マンデラは、27年間も投獄されながらも、南アフリカに民主主義をもたらし、国父となった。1995年、南アフリカ共和国で、ラグビーのワールドカップが開催された。大統領となったマンデラは、国を一つにしようと、この大会で、優勝することをめざす。そして、世界の強豪たち、特にニュージーランドを破り、見事世界一となり、国民をひとつにした。この奇跡のような物話は、”インビクタス/負けざる者たち”として、2009年に、クリント・イーストウッド監督、モーガン・フリーマン主演の映画をご存知の方も多いだろう。

まぁーこの映画は、またの機会にして、今回は、管理人が最初にアパルトヘイトを扱った映画で、衝撃を受けた作品をご紹介したい。

豊かな資源と自然を持つアフリカ大陸。この映画は、その最南端の国で起こった悲惨な歴史的事実をドラマにしている。

アパルトヘイト(人種隔離政策)は、1948年から、1994年に完全撤廃されるまで、半世紀余り続いた。その間、この人種差別の反対運動に関わった人々への数多くの投獄・軟禁・裁判のない死罪・殺戮があった。

1970年代に、このアパルトヘイトの渦中にあった黒人解放運動家スティーブ・ビコと彼に影響を受けた白人記者ドナルド・ウッズを主軸に、実際にあった非人道的な事実を、映画というメディアと通して、世界に知らしめた。

多くのアパルトヘイトを扱った映画があるが、デンゼル・ワシントンとケヴビン・クラインという名優の演技が、社会派だけではなく、映画ファンの多くを魅了した。さらにケヴィン・クラインが演じる、南アフリカ共和国の有力紙デイリー・ディスパッチ紙の白人記者、ドナルド・ウッズ本人の原作が、真実ゆえに、考えさせられる映画だった。

アパルトヘイトについては、以前、この映画三昧で紹介した『ホテル・ルワンダ』で、説明しているので割愛したい。

主人公のスティーブ・ビコは、非白人(黒人、インド、パキスタン、マレーシアなどからのアジア系住民や、カラードとよばれる混血民という)規定に真っ向から反対し、1968年、ナタール大学の医学生だったビコは黒人だけの学生組織「南アフリカ学生機構」を結成し、黒人解放運動を開始した。ビコは黒人意識運動を提唱し、白人人種主義のすべての犠牲者への連帯をよびかけた。

1973年にはビコの言論活動が禁止されたものの、ビコは各種プロジェクトを通じて実践をおこない、黒人意識運動は南アフリカ全土に広まっていった。この政治意識の高まりを背景に、1976年にはアフリカーンス語の教育強制に反発した黒人がソウェト蜂起を起こす。当時のバルタザール・フォルスター政権はこれを武力で弾圧したものの、この事件は国外のアパルトヘイトへの目をいよいよ厳しいものとし、また国内での抵抗運動はこれをきっかけに再び盛り上がっていった。

1973年3月初めSASOの7人の指導者とともに活動禁止処分を受ける。郷里のキングウィリアムズタウンに行動を限定され、BCP東ケープ支部を設立し、1975年末にBCPでの活動を禁止する追加条項が加えられるまで活動する。
1975年、ジメレ信託基金の設立に尽力する。やがて、テロリズム法第6条により1976年8月から12月まで101日間拘留された後、起訴されないまま釈放された。

1977年1月、BPC(黒人人民会議)の初代名誉議長職に任命された。1977年8月18日、再びテロリズム法第6条で拘禁され、ポートエリザベスにて警察により拷問を受け、その後、プレトリアまで、救命設備もない、普通の車にて移送される。ポートエリザベス - プレトリア間の距離は約700マイル(約1100km)で、日本の東京 - 福岡間(=東海道・山陽新幹線)の距離に相当する。移送先のプレトリアで拷問による脳挫傷の為死去。だがこの時、警察はハンガー・ストライキによる死亡と偽り、公表した。この件に関し、当時の法務大臣(Minister of Justice and the Police)であった、ジミー・クルーガー(en:Jimmy Kruger)は、アフリカーンス語で、"Dit laat my koud"(= "It leaves me cold." 日本語で「同情に値しない」の意)と言い放った。(ウィキペディアより)


ビコをデンゼル・ワシントン、ウッズをケビン・クラインが演じている。双方とも火花を散らすような名演技で、素晴らしかった。特に、ビコが、民衆に演説する場面と、拷問を受ける場面では、毅然とした演技のできる役者は、ワシントン以外にはいないのではと、思ったくらいだ。

また、終盤で、ウッズが、戦乱の中を必至に潜り抜け、命がけで守ろうとした記事が、国外に出るところは、手に汗握るシーンだ。そして、映画が終わった後に、BGMとともに流される字幕は、これまで、亡くなった黒人活動家の名前だった。名前とともに獄死や拷問死、縛り首などの死因もだ。衝撃的なラストだ。

勇気と希望を持つことが、何と人間を強くすることだろう。そして、自分の力を120%出せるかもしれないと、思わせる映画だ。必見である。



1974年にエチオピア北東部ハダール村付近で約350万年前の化石人骨が発見された。アウストラロピテクス・アファレンシス(アファール猿人)の中で最も初期に発見されたもので、約40%にあたる骨が、まとまって見つかり、この化石は、”ルーシー”と名付けられた。(ウィキペディアより)

”ルーシー”は、最古の類人猿で、人類の祖先とされている。彼女の子孫は、アフリカ大陸からユーラシア大陸へ渡り、地球上のあちらこちらで、子孫を繁栄した。実際に、イギリスの遺伝学の学者が、同じDNAを持った人々を世界中で、探しだし、その軌跡を追っている。(これは、ナショナル・ジオグラフィックでも報道された)

つまり、人類は皆、親戚なのだ。だが、いまだに世界中のあちこちで、紛争が絶えない。悲しいことだが、人間の性(さが)なのか、人の中に棲む邪悪のせいなのか、民族闘争に終わりを告げる時は来るのか・・・・




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eigazanmai

映画・えいが・EIGA・CINEMA・MOVIEは人生になくてはならないもの、我が映画館へようこそ!!

記事中に、いくつも作品がでてきます。
続きを読むと、関連作品や映画にまつわる話を紹介してますので、どうぞ最後まで楽しんでご覧下さい!

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