FC2ブログ

若くみられたい?子供の頃に戻りたい?歳を取りたくない?☆ちょっと待った!この映画を観て考えて!!

ロマン・未知のものを求めるとき観る映画
10 /05 2009
ベンジャミン・バトン 数奇な人生 特別版(2枚組) [DVD]ベンジャミン・バトン 数奇な人生 特別版(2枚組) [DVD]
(2009/07/15)
ブラッド・ピットケイト・ブランシェット

商品詳細を見る

原題:THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
製作年度: 2008年
題名:ベンジャミン・バトン 数奇な人生
出演:ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット タラジ・P.ヘンソン ジュリア・オーモンド ジェイソン・フレミング ティルダ・スウィントン
製作:キャスリーン・ケネディ フランク・マーシャル シーアン・チャフィン
監督:デビッド・フィンチャー
脚本:エリック・ロス
音楽:アレクサンドル・デプラ
特殊メイク効果:グレッグ・キャノム
本編分数:167分
製作国:アメリカ
製作年:2008年
ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
昨今は、若返りたい!若く見られたい!歳を取りたくない!などと願う人々が増え、”アンチエイジング”なんて言葉もあるくらい。確かに、いつまでも、若々しく、元気で生きられたらと思うのは、古今東西、人類の願いでもある。

しかし、この映画を観た後に、本当に、心底、そう願うだろうか?

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』は、80歳の老人で生まれ、歳を重ねる度に若返っていく物語である。

映画を観る前は、若返るならSFっぽい映画かな、なんて思っていたけど、なんとなんと、とても奥深い映画だった。だけど、重たくなく、2時間半以上があっという間に過ぎてしまった。

メリル・ストリープ、ゴールディ・ホーン、ブルース・ウィルス共演の『永遠に美しく』では、歳を取らず、若さをキープするために、秘薬を飲むというコメディだったが、このベンジャミンは、ありえないことだが、逆さまであれ、人生を歩むことには変りわない。それゆえに感動を呼ぶのだろうか。

2006年の『バベル』以来のブラッド・ピットケイト・ブランシェットの共演。ケイト・ブランシェットは、『エリザベス』などで、その演技力は、現代の映画界にはなくてはならない存在だ。ブラッド・ピットは、老人から若者を淡々とこなした。その特殊メイクも素晴らしいことは、もちろんだが、老け役から若者へ、一貫してしゃべり方というか、トーンが同じだ。これは、アンソニー・ホプキンスと共演した『ジョー・ブラックをよろしく 』の時以来だと思う。あの死神を演じたときだ。

波乱万丈の人生なのに、この静かなセリフまわしが、華やかなケイト・ブランシェットの人生と対照的に描かれている。ケイト・ブランシェット演じるデイジーは、年とともに、人生を謳歌し運命に振り回されているようだが、ベンジャミンの方は、粛々と運命を受入れている。

そして、予想通り、二人の接点がやってくる。ベンジャミンが12歳のときに、デイジーと出会い、片方が歳を取り、片方が若返るのだから、当然、二人ともが、同じ年頃になる時期が来る。短い期間だが、この幸せのときが永遠のように思えるほど、二人は愛し合うわけである。ところが、子供がうまれ、ベンジャミンは子供とともに一緒に歳を取る父親が必要だと、母娘の元を去る。

従来の映画なら、ここで”はい、おしまい”なんてのもあったが、ところがどっこい、この映画は、とことん最後まで魅せてくれた。

娘が成長し、デイジーも再婚し、おばさんになったとき、若々しいベンジャミンが二人の目の前に訪れる。

そして、数年後、デイジーは、ベンジャミンが赤ん坊のときに置き去りにされた老人ホームで、認知症に罹った10代の少年と出逢う。さらに若くなったベンジャミンだった。
デイジーは、その老人ホームに移り住み、ベンジャミンとともに暮らす。

歳をとり、自分も老人となったデイジーの腕の中で、赤ん坊のベンジャミンが静かに眼を閉じる。

この映画には、語りべがいる。といっても、ナレーションではなく、デイジーとベンジャミンが生きてきた人生を客観的に観客に解説してくれる人物だ。それが、ジュリア・オーモンド演じる、二人の娘キャロラインだ。

すでに死期が近まっているデイジーが、ベンジャミンの日記を読ませて、真実を明かしていく。
そう、キャロラインの本当の父親がベンジャミンであることを。

このキャスティングはベストマッチだったと思う。ブラッド・ピット, アンソニー・ホプキンズ, アイダン・クインと共演した『レジェンド・オブ・フォール』で、3人の兄弟からそれぞれ求婚され、苦悩する女性を演じ、ハリソン・フォードと共演した『サブリナ』や、リチャード・ギアとショーン・コネリーと共演した『トゥルー・ナイト』でも、二人の男性の間で苦悩する女性を演じたジュリア・オーモンド。自分の出生を明かされ、そしてこの奇怪な父親に困惑する娘が、この映画をより濃くしてくれているように思う。

監督は、『セブン』『ファイト・クラブ』で、ブラッド・ピットとタッグを組んだデビッド・フィンチャー

脚本は、トム・ハンクス主演、ロバート・ゼメキス監督の『フォレスト・ガンプ/一期一会』(1994)で、アカデミー賞と脚本家組合賞を受賞したエリック・ロス。学生時代に、サミュエル・ゴールドウィン脚本賞を受賞し、ロバート・デニーロが監督した『グッド・シェパード』や、アル・パチーノ、ラッセル・クロウ主演、マイケル・マン監督の『インサイダー』(1999)でもアカデミー賞と脚本家組合賞にノミネートされたつわものだ。どの作品も、長編なのに観る者をあきさせない創りがすばらしい。

気になるあの特殊メイクはというと、まさか生れてから少年までは、ブラピじゃないと思いきや、80歳の老人からティーンまで、ブラピが演じていて、顔は特殊メイク、身体はCGIを使って合成している。VFXの技術は驚くばかりである。デイジー役のケイト・ブランシェットは、少女時代を除き、すべて本人が演じている。しかも、少女時代の声もブランシェットだ。

さて、この特殊メイク効果を担当したグレッグ・キャノムは、数々の功績を残している。手がけた作品は、『ハウリング』『コクーン』『マスク』『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』『ミセス・ダウト』『アンドリューNDR114』などなど、なるほどと思わせる数々の秀作がある。そして、この作品で、第81回アカデミー賞メイクアップ賞を受賞している。

観終わった後に、もう一度、自分に問いかけたら、やっぱり歳をとるより、若くなる方がよいか?

人生論を語るには、まだまだ若輩だが、管理人は常々、歳を取ることに何ら抵抗はないと思っている。それぞれの年齢に応じた経験を積み、その結果が表情に表れる人でありたいと思っている。
つまり、経験が自信を付け、苦しんだ跡が人々の共感を呼び、楽しい思い出が、人々を幸せにできると。
歳を重ね、苦楽を経験し、時が来れば、その目を閉じる。そして、愛する人と共に人生を歩み、共に老いていく。これが、人が生きるということなのかなぁ~なんて管理人は、思うのである。
愛する人がいれば、そういう人生もよいし、愛する人がいなければ、そういう人を見つけることだ。

とは、言っても、管理人も年より若く見えるよう、努力しているのは否定できない。
もっとも、精神年齢が若いので、心は子供のようなものだが・・






FC2 ブログランキングを見る方!
人気blogランキングへ


ポチッとよろしくお願いします♪
にほんブログ村 映画ブログへ


演技の競演と、いつまでも耳に残る名曲!

音楽で癒される映画
02 /03 2009
耳に残るは君の歌声 特別版 [DVD]耳に残るは君の歌声 特別版 [DVD]
(2002/08/23)
クリスティーナ・リッチジョニー・デップ

商品詳細を見る

原題:The Man Who Cried
題名:耳に残るは君の歌声
出演:クリスティーナ・リッチジョニー・デップケイト・ブランシェットジョン・タトゥーロ、ハリー・ディーン・スタントン、クローディア・ランダー・デューク 、パロ・ヴェロン、オレグ・ヤンコフスキー
製作:クリストファー・シェパード
監督:サリー・ポッター
撮影:サッシャ・ヴィエルニー
脚本:サリー・ポッター
音楽監督:オスヴァルト・ゴリジョフ
音楽監修:サリー・ポッター
美術:カルロス・コンティ
本編分数:97分
製作国:イギリス・フランス
製作年:2000年
ドルビーデジタル 5.1chサラウンド
『スリーピー・ホロウ』で共演したジョニー・デップクリスティーナ・リッチに、この映画でアカデミー賞助演女優賞を勝ち取ったケイト・ブランシェットと、ベテラン俳優ジョン・タトゥーロが、四つ巴とも言える名演技を見せてくれた。ジョン・タトゥーロとジョニ・デップは、『シークレット・ウィンドウ』でも共演している。

時は、1927年のロシヤ、7歳のフィゲレは、オレグ・ヤンコフスキー演じる父の美しい歌声で、いつも子守唄を歌ってもらっていた。貧しさゆえに、父親はアメリカへ出稼ぎに行くことになり、別れ別れになった。その後、村は暴徒に焼き討ちされ、幼いフィゲレは、村の人々とともに、アメリカへ向かった。

ところが、船は何かの間違いでイギリスに着いてしまった。フィゲレはスージーという名前に替えられ、過去を捨て、全く別の世界で生きることになる。新しい世界になじめず、孤立したスージーだったが、父親とふるさとで歌った歌は忘れなかった。

このフィゲレの幼少期を演じたのが、なんとも愛らしいクローディア・ランダー・デュークだ。

10年後、スージーは、アメリカに行く夢を追い、パリでコーラスガールの仕事につく。そこで知り合ったローラ(ケイト・ブランシェット)と同居するようになるが、ローラは金持ちの男と結婚することを夢見ていた。ある舞踏会で、イタリア人のオペラ歌手・ダンテに取り入り、スージーとともに、劇団で働くことになる。そこで知り合ったジプシーのチェーザー(ジョニー・デップ)と、ユダヤ人のスージーは、共に社会から阻害された者同士として惹かれあう。

映画の流れは、ナチスのパリ占領と第2次大戦の幕開けとなり、ローラはダンテに失望し、スージーは、ユダヤ人狩りをはじめたナチスから逃れるため、泣く泣くチェーザーと別れ、アメリカ行きの船に乗る。

一見、ふたりは、やっとこれからアメリカですばらしい日々を、送ることができると思いきや、船はドイツ軍に爆撃されてしまう。

運命とは不思議なもので、ローラはプールで泳いでいるときに死んでしまう。そしてスージーは生き残り、アメリカで父を探し、瀕死の病人であった父と再会する。幼い頃のフィゲレしか記憶にない父に、スージーは、かつて父が歌ってくれた子守唄を歌うのだった。

4人の俳優の競演ともいうべき、それぞれがそれぞれの雰囲気を醸し出し、物言わぬとも、登場人物になりきっていたのは、さすがである。

映画の中で流される音楽の効果も大きい。ビゼーのオペラ「真珠採り」から♪♪やプッシーニの「トスカ」から♪♪など、サリ・ポッターに言わせると、世界中の人が聞いても理解できる曲をさがしたという。

オペラなら、パヴァロッティだろうが、最近見つけた歌姫ミリアム・ストックリーの♪エターナル♪というアルバムは、なかなかのものだ。

この映画の挿入曲も入っている。 ここで視聴できるよ♫




FC2 ブログランキングを見る方!
人気blogランキングへ


ポチッとよろしくお願いします♪
にほんブログ村 映画ブログへ



あっぱれ!”ヴァージン・クイーン”『エリザベス』

イギリスを舞台にした映画
02 /18 2007
エリザベス エリザベス
ケイト・ブランシェット (2000/04/05)
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
この商品の詳細を見る

原題:ELIZABETH
主演:ケイト・ブランシェット
監督:シェカール・カプール
本編分数:123分
製作国:イギリス
製作年:1998年
歴史超大作でもあり、華麗な衣装や美術に驚愕。俳優陣もすばらしい伝説の女王『エリザベス』!!

16世紀のイギリス女王であるエリザベスⅠ世は、ヘンリー8世と愛人であったアン・ブーリンとの間に生まれた。3歳で母親が処刑され、私生児と呼ばれ、21歳で反逆罪で幽閉されるが、25歳で腹違いの姉・メアリーの死により、イングランド女王となる。
この数奇な運命を背負ったヴァージンと名乗るクイーンは、国と結婚したのである。



FC2 ブログランキングを見る方!
人気blogランキングへ

続きを読む

理想の結婚とは?

結婚について考える時に観る映画
01 /14 2007
理想の結婚とはなんだろう?と考える時、また、結婚の意味を考える時、こんな映画はどうだろうか?

ケイト・ブランシェット主演の『理想の結婚』。


理想の結婚 理想の結婚
ケイト・ブランシェット (2000/09/22)
日活
この商品の詳細を見る

主演:ケイト・ブランシェットジェレミー・ノーザム
監督:オリヴァー・パーカー
本編分数:98分
製作国:イギリス
製作年:1999年
DOLBY 5.1chサラウンド

続きを読むとあと2つ紹介してます。


FC2 ブログランキングを見る方!
人気blogランキングへ


続きを読む

eigazanmai

映画・えいが・EIGA・CINEMA・MOVIEは人生になくてはならないもの、我が映画館へようこそ!!

記事中に、いくつも作品がでてきます。
続きを読むと、関連作品や映画にまつわる話を紹介してますので、どうぞ最後まで楽しんでご覧下さい!

コメント・トラックバック大歓迎です♪